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食事術・栄養知識

ヨーグルトはコレステロールが気になる人に向いている?選び方と注意点

更新: 2026.07.15
コレステAIコーチ編集部
ヨーグルトはコレステロールが気になる人に向いている?選び方と注意点

この記事の要点

  • 一般的なヨーグルトを食べればLDLコレステロールが下がるとは断定できません。
  • プロバイオティクヨーグルトの研究結果は、使われた菌株・製品・期間が異なるため、すべての商品へ一般化できません。
  • 選ぶときは無糖か、脂質・飽和脂肪酸はどの程度か、食事全体で取り過ぎにならないかを確認します。
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結論から言うと、一般的なヨーグルトを食べればLDLコレステロールが下がるとは断定できません。ヨーグルトはたんぱく質やカルシウムを含む食品ですが、商品によって脂質、糖類、菌株、1回量が異なります。

コレステロールが気になるときは、「効くヨーグルト」を探すより、普段の食事にどう組み込み、砂糖や飽和脂肪酸の取り過ぎを避けるかを考える方が現実的です。

研究で分かっていること、分かっていないこと

軽度から中等度の高コレステロール血症の人274人を含む7試験のメタ解析では、特定のプロバイオティクヨーグルトで、LDLコレステロールなどの平均値に変化がみられました。

ただし、解析に含まれたのは特定の菌株や製品を一定期間摂取した試験です。一般的なヨーグルト全体の研究ではなく、個人に同じ変化を保証するものでもありません。一般的なプレーンヨーグルト、加糖ヨーグルト、すべての「腸活」商品へ同じ結果を当てはめることはできません。

「乳酸菌ならどれでも同じ」「ヨーグルトだけで治療できる」とは考えず、検査値が高い方は医療機関の方針を優先してください。

コレステロールが気になるときの選び方

1. まず無糖かどうかを確認する

プレーンと表示されていても、加糖タイプやソース付きの商品があります。毎日食べる場合は、原材料と栄養成分表示の炭水化物・糖類を確認します。

甘みが必要なら、量を決めた果物などを組み合わせる方法もあります。はちみつ、砂糖、グラノーラを重ねると、ヨーグルト自体が無糖でも食事全体の糖類が増える点に注意します。

2. 脂質と飽和脂肪酸を比べる

文部科学省の食品成分データベースでは、全脂無糖ヨーグルト100g当たりの脂質は3.0gです。ただし、これは標準的な食品成分値であり、実際の商品は原料乳や製法で異なります。商品の栄養成分表示も確認してください。

肉の脂身、バター、チーズなどが多く、食事全体の飽和脂肪酸を見直したい場合は、低脂肪・無脂肪タイプも選択肢です。一方で、すべての人が必ず無脂肪を選ぶという意味ではありません。食事全体と食べる量で判断します。

飽和脂肪酸を含む食品の見方は、飽和脂肪酸が多い食品と置き換え方でも解説しています。

3. 健康表示は対象と条件まで読む

特定保健用食品や機能性表示食品は、一般的なヨーグルトと同じではありません。表示されている機能、対象者、1日摂取目安量、注意事項、関与成分を確認します。

健康表示があっても、薬の代わりになる、すべての人に同じ変化が起きる、食事全体を気にしなくてよい、という意味ではありません。

食べる量とタイミング

今回確認した研究だけからは、一般的なヨーグルトについて全員共通の「1日○g」や、食前・食後のどちらがよいかを決められません。商品の1食分、エネルギー、脂質、糖類を確認し、ほかの乳製品や間食と重ならないようにします。

朝食に取り入れるなら、ヨーグルトだけで済ませず、主食や果物、たんぱく質源との組み合わせを確認します。具体例はコレステロールが気になる人の朝食の組み立て方をご覧ください。

特定の時間へ固定するより、無理なく続けられる食事の一部として考えます。

組み合わせで変わるヨーグルトの位置づけ

確認しやすい組み合わせ
  • 無糖ヨーグルト+量を決めた果物
  • 無糖ヨーグルト+オートミール
  • 間食の菓子を無糖ヨーグルトへ置き換える
重なりを確認したい組み合わせ
  • 加糖ヨーグルト+甘いグラノーラ+はちみつ
  • 全脂タイプに生クリームや高脂肪のトッピングを追加
  • 「健康によいから」と食後に追加し、総量が増える

間食として取り入れる場合は、コレステロールが気になるときのおやつの選び方も参考になります。

ヨーグルトだけでなく、その日の食事全体を確認したい場合は、食事写真から脂質・食物繊維など5項目と、次の一食のヒントを確認できます

よくある質問

ギリシャヨーグルトの方がよいですか?

たんぱく質や脂質、糖類は商品ごとに異なります。「ギリシャ」という名称だけで判断せず、無糖か、脂質はどの程度か、1回量はどれくらいかを比較してください。

植物性ヨーグルトならコレステロール対策になりますか?

大豆、オーツ、ココナッツなど原料が異なり、脂質や糖類も商品ごとに違います。植物性というだけで低脂質・無糖とは限りません。原材料と栄養成分表示を確認します。

薬を飲んでいても食べられますか?

一般的な食品でも、病気や薬、食事制限によって確認が必要な場合があります。治療中で食事について指示がある方は、その指示を優先し、不明点は医師・薬剤師・管理栄養士へ相談してください。

まとめ

  • 一般的なヨーグルトだけでLDLが下がるとは断定できない
  • 特定のプロバイオティク製品の研究を、すべての商品へ一般化しない
  • 無糖か、脂質・飽和脂肪酸はどの程度かを表示で確認する
  • 「適量」は食事全体、商品、体格や治療内容で変わる
  • 単品ではなく、朝食や間食を含む食事全体で位置づける

📅 最終更新: 2026年7月 | 記事の内容は定期的に見直しています

免責事項・注意事項

本記事で提供される情報は、一般的な健康情報の提供を目的としており、医師による診断や治療を代替するものではありません。

コレステロール値の異常や体調に不安がある場合は、自己判断せず、必ず医療機関(内科や循環器内科など)を受診し、専門医のアドバイスに従ってください。また、現在治療中の方や服薬中の方は、食事や運動の変更について事前に担当医にご相談ください。

編集方針

コレステAIコーチ編集部 公式コラム

コレステAIコーチ公式編集チーム。厚生労働省や学会などの公開情報を参考に、健康診断後の食事管理に役立つ情報をわかりやすく発信しています。

【編集方針】本記事は専門的な医学的アドバイスを提供するものではなく、最新の研究や公的機関のガイドライン等に基づき、読者の健康的な食事管理をサポートするための情報をまとめたものです。

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