健康診断で「脂質検査」の結果を受け取ったけれど、LDL、HDL、中性脂肪…項目が多くて何を見ればいいか分からないという方も多いはず。
この記事では、各検査項目の意味と基準値を分かりやすく解説します。
健康診断の脂質検査項目一覧
| 項目 | 正式名称 | 基準値 | 役割 |
|---|---|---|---|
| LDLコレステロール | 低比重リポタンパクコレステロール | 70〜139mg/dL | 悪玉。細胞にコレステロールを運ぶ |
| HDLコレステロール | 高比重リポタンパクコレステロール | 40mg/dL以上 | 善玉。余分なコレステロールを回収 |
| 中性脂肪(TG) | トリグリセリド | 30〜149mg/dL | エネルギー貯蔵用の脂質 |
| 総コレステロール | TC | 140〜199mg/dL | LDL+HDL+その他の合計 |
| non-HDLコレステロール | 総コレステロール - HDL | 90〜149mg/dL | 動脈硬化リスクの総合指標 |
各項目の詳細解説
LDLコレステロール(悪玉)
⚠️ 最も重要な指標
| 正常 | 120未満 |
| 境界域 | 120〜139 |
| 高値 | 140〜179 |
| 高リスク | 180以上 |
HDLコレステロール(善玉)
✅ 高い方が良い
- 40mg/dL未満:低HDL血症(動脈硬化リスク上昇)
- 40〜80mg/dL:正常
- 80mg/dL以上:良好(ただし極端な高値は要確認)
中性脂肪(TG)
糖質やアルコールを摂りすぎると上昇。
食後は一時的に高くなるため、空腹時の測定が重要です。
| 状態 | 値 |
|---|---|
| 正常 | 150mg/dL未満 |
| やや高い | 150〜199 |
| 高い | 200〜499 |
| 比較的高い | 500以上(膵炎リスク) |
non-HDLコレステロール
総コレステロールからHDLを引いた値。
LDL単独より動脈硬化リスクを正確に反映するとされています。
- 基準値:90〜149mg/dL
- 計算式:総コレステロール − HDL
結果が異常だった場合
| 状態 | 推奨アクション |
|---|---|
| LDL 140〜179 | 生活習慣改善(食事・運動)を3ヶ月試す |
| LDL 180以上 | 医師に相談、薬物療法を検討 |
| HDL 40未満 | 運動習慣を増やす、禁煙 |
| 中性脂肪 200以上 | 糖質・アルコールを控える |
「要経過観察」と書かれていても油断は禁物
健康診断で「要経過観察(C判定やD判定)」と出た際、多くの人が「まだ病院に行くレベル(E判定や要精密検査)じゃないから来年まで放置しよう」と考えがちです。
しかし、コレステロールは痛みを伴わずに血管にダメージを蓄積していくサイレントキラーです。
「要経過観察」は、「今のうちに食事と運動を見直せば、自力で引き返せる最後のチャンス」という意味です。
これを逃して来年E判定になってから後悔しないよう、判定が出たその日から行動を起こすことが何よりも重要です。
LH比もチェック
単純な数値だけでなく、LDLとHDLのバランスも重要です。
LH比の計算
LH比 = LDL ÷ HDL = 2.0以下 が目標
よくある質問(FAQ)
まとめ
健康診断コレステロール検査 まとめ
- LDL(悪玉):140未満が目標。高いと動脈硬化リスク
- HDL(善玉):40以上が必須。高い方が良い
- 中性脂肪:150未満が目標。糖質・アルコールで上昇
- LH比(LDL÷HDL):2.0以下が理想
- 異常値は放置せず改善策を取る
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📅 最終更新: 2026年01月 | 記事の内容は定期的に見直しています




